また続かない…スキルを身につけたい時の最終手段
- 2017.08.27
- ライフスタイル

仕事でも趣味でもスキルを身につけることで、その質が上がっていきどんどん充実させることができます。
そんなことは分かっているのだけど、なかなかスキルアップに本気になれないというのが人間というもの。スキルを身に付けようと何か始めてもなかなか続かず、逆に自己嫌悪に陥りパフォーマンスが低下してしまうということもあるでしょう。
こんなことを言っている僕も、数々のスキルアップに挫折してきました。プログラミングやギターや英語…。挙げていくとキリがありません。
そんな中、どうしても身につけたいスキルがある時は、ある方法をとるようになりました。それはスクールに通うことです。
継続的にスクールに通うことで、1人でスキルを磨くよりも格段にスキルを身につけることができます。
どうしてスキル習得が難しいのか
スキルが身に着けられない理由は1つ。その勉強や練習を続けられないからです。
スキル習得にどれだけの時間が必要かご存知でしょうか。一般的には1万時間と言われています。
そんなの無理? そう思うのも無理はありません。この数字はその業界でトップに入れるレベルまでのスキルを身につける時間です。つまり、1万時間でその道のプロフェッショナルになれます。
一般的なスキル習得となるとそこそこのレベルで問題ないと思います。そしてそこそこのレベルに達するには、20時間必要だと言われています。
これだとできそう! と思ったかもしれませんが、仕事をしながらだと平日の1日1時間をスキルアップにあてても丸1ヶ月かかってしまう計算に…。たくさんの誘惑を1ヶ月も耐え抜ぬける人はかなり自制心がある人じゃないでしょうか。
ただ、考え方を変えてみると、継続できる仕組みを作ってあげさえすれば、自然とスキルアップができます。その手っ取り早い方法がスクールに通うことです。
現在もピアノを習得したいとピアノ教室に通っていますが、なんと8ヶ月も継続的にピアノの練習をしています。自分でも意外すぎますが、そのプロセスを考えると至って自然です。
スクールに通うと見てくれる人がいる
スクールに行くと、当たり前ですが先生がいます。この先生と定期的に会うことによって、挫折しづらくなります。
人間の心理には、自分の一貫性を保とうとする感情があるのですが、この心理を逆手に取ることができます。スクールに通うと言うことは、先生に対して「上達したい!」と意思表示をすることになります。
この宣言があった後で、誘惑に駆られてやめちゃいたい気持ちが出てきてしまった時に、「やめてしまうと先生に継続性がない人だと思われてしまう」という気持ちが湧き起こり、やめようとする自分に発破をかけてくれます。
僕自身、ピアノを一番練習するのは教室に行く前です。先生に期待されているという感情からこのような行動になっているのでしょう。
最短で身につく方法は先生が知っている
スクールで通うことの2つ目のメリットとして、スキル習得の方法を先生から教えてもらえることがあります。
現在はスキルアップの方法について、ネット上に様々な情報が飛び交っており、スキル習得の方法を知るには十分だと思われるかもしれません。
しかし、実際に何人もの人へそのスキルを授けている先生の方が、ずっとたくさんの知識を持っています。その中には感覚的で、言語化しずらいものもあるため、ネット上にはなかなか出てきません。
また、スキルの習得の際につまずくところには個人差があります。個別のケースに対する解決策は本やネットには載っていません。
いろいろな生徒を相手にしてきた先生は、自分に生じたつまずきに応じた解決策を教えてくれます。
スクールに通って先生から習得方法を教えてもらうのが、最速でスキルを身につける方法です。
質問をしたいときにすぐ聞ける
スキルを身に着けている時は疑問の連続です。その疑問はググればすぐに解決できることもあるでしょうが、なかなかピタッとした答えが出てこなかったり、どうググればいいのか分からない疑問が出てくることもあるでしょう。
そういう時に先生がいてくれると話がはやいです。言葉で直接伝えることができるため、自分が感じている文章では表現しにくいような違和感や微妙なニュアンスも伝えることができます。
何より、その場その場で疑問を最速で解決でき、納得しながらすすめることで、とてもスムーズに次の段階へ進めます。独学の場合、疑問を解決できないまま次の段階へ進んで詰むということもあるでしょう。
(僕がプログラミングを習得しようとしていた時がそうでした…)
ピアノの場合はとても感覚的なことが多いため、すぐに質問できることにすごくメリットを感じています。音の繋がりや、指の置き方、演奏中の目の動かし方など、ネットや本での独学ではかなり無理があるなと感じています。
ただしスクールは費用がかかってしまう
スクールに通うにはお金がかかってしまいます。僕が通っているピアノ教室も月に1万円かかっています。こういうスクールの中では安いほうかもしれませんが、決して無視できない金額です。
他のスキルアップ系のスクールだと、コース全体で10〜30万といったところでしょうか。気軽に出せる金額ではないですよね。
しかし結果的には安いといえると、僕は考えています。「あのスキルを身に着けたいな…」と悶々とし続けることを考えると、まとまったお金を払ってでもスクールに通って身につける価値はあります。
今までの自分を考えてみてください。独学で習得したスキルはどれだけあるでしょうか。これから身につけようとしているスキルはそれと同じ性質でしょうか。
もし同種のスキルを身につけたことがなくて、今までに挫折しか無いのでしたら、今回も独学ではきっと挫折します。つまりスクールに通うか、身につけられないかの2択ですね。
本気で身につけたいスキルがあるならスクールに通うべき
一部のすごく自制心がある人には必要ないと思いますが、大多数の人が当てはまると思います。
本気で身につけたいスキルがあるのであれば、躊躇せずにスクールに入会しましょう。
その先にはそのスキルを身に着けたステキな人生が待っています。
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