楽しさの質について考えてみる
- 2017.10.04
- ライフスタイル

楽しいことはいいことです。毎日、何かしらかの楽しさを感じながら生活を送っていますし、楽しさがないと退屈で生きている意味なんてないですよね。
でもよくよく考えてみると、その楽しさの中にもいろいろあるように思えます。次の日になっても、そのことを思いだしてにやけてしまうような楽しさもあれば、テレビを楽しんでいる時なんかは、見終わってから、なんて無駄な時間をすごしてしまったんだろうと後悔することもあります。
この違いは何なんでしょう。
楽しさには2種類ある
楽しいと思うことをよく見てみると、楽しさには2種類あります。受け身の楽しさと、自分から作り出す楽しさです。
受け身の楽しさとは、外からもたらされる楽しさのことです。スマホでゲームをしたり、テレビや映画を見たり、ディズニーランドに行ったりするなどといった楽しさです。言い方を変えると、楽しめるものを消費しているとも言えます。
自分から作り出す楽しさとは、イベントを企画したり、飲み会をやったり、祭りをやったりすることです。自分から主体的に楽しさを作りに行くような行動を指します。
普通に生活をしていると受け身の楽しさばかりになる
毎日会社に行って忙しい毎日をすごしていると、どうしても受け身の楽しさばかりを消費してしまいがちです。受け身の楽しさのほうが手っ取り早く楽しくなれるし、忙しいと楽しさを自分で作り出すほど元気も時間も無いというのが実情でしょう。
ただ、受け身の楽しさには出費が伴うことが多いです。楽しさを誰かに用意してもらうことに対する対価が必要となります。
「楽しさ自給率」を上げよう
受け身の楽しさと自分から作り出す楽しさでは、どちらが楽しいかというと、自分から作り出したほうがよりたくさんの楽しさを感じます。最初に僕が疑問に思った、楽しさの質的な違いはここにあるようです。
例えば、自分がパーティーに参加したことを考えてみましょう。内容は同じパーティーでも、自分が参加者の一人として参加した時と、自分がそれを主催して成功させた時では、自分の感じ方が大きく違ってきます。主催ではないにしても、そのパーティーにより深く関われば関わるほど、楽しさはましていきます。
この時、自分が感じている楽しさのうち、自分で作った楽しさの割合を「楽しさ自給率」と呼ぶようです。楽しさをどんどん自分で作っていくようにして、楽しさ自給率を上げていくことにより、より充実した生活を送れるようになっていきます。
まとめ
何も考えずに生活をしていると、受け身の楽しさが増えてしまいがちです。まずは自分が楽しいと思っていることのうち、どれくらいを自分で作り出せているのかを観察し、楽しさ自給率がどの程度かを考えてみましょう。
そして、いま自分が受け身で楽しんでいるものを、自分から作り出すものに変えていけないか、考えてみましょう。すこし体力がいるかもしれませんが、きっともっと毎日が楽しくなるはずです。
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