交友関係を広げるには「ハブ」となる友人を持つべき

交友関係を広げるには「ハブ」となる友人を持つべき

最近、コミュニティーに興味があり、調べたり、色んな人に話を聞いたりしています。
そしてコミュニティーの広がり方にはある規則があることがわかりました。
それは、ハブ(HUB)となる人を起点として広がっていくケースが多いということです。

「社会人になってから友達が少なくなったな」「最近あたらしい人と知り合ってないな」という人は、もしかすると交友関係の広げ方に間違いがあるかもしれません。

「ハブ」となる友人とは?

「ハブ(HUB)」と聞いて思いつくのは、パソコンにくっつけるLANやUSBのハブでしょう。
ハブを使うことによって、たくさんのLANケーブルやUSBケーブルを接続することができ、いくつもの周辺機器をつなげることができます。
ハブ (ネットワーク機器) – Wikipedhia

それではハブとなる人がどういう人なのかというと、知らない人同士をくっつけてくれるような人です。
人単位ではなく、数人程度のグループや、数十人〜数百人単位のコミュニティーをくっつけるような人もいます。

頻繁にパーティーや合コンを開いたりするような人や、合う時に「友達連れてきていい?」と頻繁にいうような人が、このハブとなる人に該当します。
自分の友人を考えてみると、この人かなという人がいるんじゃないでしょうか。

イベントなどからは交友関係は広がりづらい

友達ができる過程では、以下の2つのハードルがあります。
このハードルを越えていけば、出会った人と友達になれます。

  1. 知らない人と出会う
  2. 出会った人と継続的に会う

知らない人とそもそも出会う場所がないという人も多いでしょう。
そういう人はまずは新しい人とであえる環境に身を置く必要があります。
すでに述べたハブとなる人を探し出すのも1つですし、仕事・イベント・お店・パーティーなど、探してみれば知らない人と出会える場所はあります。

そして意外と盲点なのは、2番目の継続的に会うことです。
社会人に新しい友人ができにくい原因もここにあります。

友人と呼べるまで仲を深めるためには必ず時間が必要です。
ある程度の時間をかけてお互いのことを知り、この人といると居心地がいい、遠慮する必要がない、など気を許すことができる段階で、関係が出来上がります。
新しい友人を求める人はここを軽視することが非常に多く、たくさんの人に出会えるからとイベントやパーティーにいきまくって、結局長続きする人がいないなんて話はざらです。

ここにハブとなる友人繋がりで交友関係を広げる事をおすすめする理由があります。

ハブとなる友人繋がりで出会うメリット

知らない人とで会う場所はいろんなところにあることがわかりました。
そして、その関係を継続させることが難しいのですが、それは「次に会う」という行動が想像以上にめんどくさいということに尽きると思います。
その傾向は忙しい社会人だともっと大きいでしょう。

1回くらいしかあったことない人なんて、正直まだ知り合いレベルだし、次会う予定を頑張って立てるほどこの人と会いたいわけじゃないと、そこで関係が終わっていきます。
それもそのはず。「この人と会いたい」という関係になるためには、何回もあって信頼関係を深める必要があるからです。
いろんなパーティーいきまくったとしても、知り合いレベルの人がたくさん増えるだけで、友達を増やすためにはまた違った努力が必要なのです。

何回も会うように努力するというのも一つの手です。
しかし、ハブとなる友人伝いで人と出会うと、友人が定期的にその人と会う機会を作ってくれることも多いため、この努力が必要なくなります。
ハブとなる人が、いつも会うメンバーの中に新しい人を引き込んでくれれば、それだけで友達になれる確率がグッと高まります。

おわりに

まわりの友達に話を聞くと、「最近、人間関係がマンネリ化していて、新しい人と友達になりたいと思っている」という人が意外と多いです。
友達作りなんて子供の悩みだと思いがちですが、大人になって改めて考える必要はあると思います。

特に学生時代は、今回書いた、1.知らない人と出会う、2.出会った人と継続的に会う 、が学校の中で自動的にできるようになっています。
考えてみるとよくできたシステムです。
ということは、社会人は改めて交友関係の広げ方を考えなければなりません。

交友関係の広がりに困っている人は、ハブとなりうる友人を探し、そこから広がるようにしてみてはいかがでしょう。