サラリーマンは「年間150時間」も探し物に時間を使っている
- 2018.10.24
- 仕事

僕が働いている零細企業の経営者である父はいつも探しものをしています。
「あれ、〇〇がないだい」と方言を振り回しながら、いつも大騒ぎしています。
いっつも言っているので、この人の仕事時間のほとんどは探しものをして終わっているんじゃないかと思うほどです。
昔から小さな会社を経営して、誰にも注意されずに働いてきたらこうなるのだなーと。
今日はそんな探し物のお話。
サラリーマンの探し物時間は「年間150時間」
普通のサラリーマンの探し物時間を調べてみるとびっくり。
なんと年間150時間も探しものに費やしているということです。
一日8時間働くとすると、19日分にもなりますね。
勤務日数250日で割ると、30分少々となるので、確かに意識していないとそれくらい探しものに時間を使っているかもしれません。
探しものなんていう明らかに「ムダ」な時間は、無視するわけにはいきません。
探しものをしている人は机がきたない
こんなことを言っている僕は、かなり探し物時間を減らすことに成功しています。
1日10分は切っていますね。
過去の自分や、父やその他の探し物時間が多い人に共通することが、机が散らかっていることです。
たくさん物があって整理ができていないから、その中から目的のものを探すのに時間がかかってしまう。
探し物時間を減らすために整理整頓をするのは基本中の基本です。
僕の机の上は、パソコンと直近で手を付けるべき資料しかありません。
いらない資料は速攻で捨てており、今進めている案件の資料はきちんと顧客ごとにクリアファイルで分けて、必要な時すぐに出せるようにしています。
週末にはかならず机を掃除するようにしていて、ホコリが溜まることもありません。
キレイな机で仕事をすると、清々しい気持ちで作業できます。
あまりに徹底的に掃除するので、前の職場ではその度に「会社やめるの?」といじられていたくらいです。
意外と見落としがちなパソコン環境
机の上はパット見で片付いているかどうかが分かりますが、パソコンは目で確認しづらい部分もあり、整理にやや手こずるところです。
しかし、日頃パソコンを使うことが多い人は、パソコン内の整理整頓も非常に大事です。
まずパット見でわかりやすいところでいうと、デスクトップ画面ですね。
デスクトップに隙間がないくらいたくさんの物をおいている人は、整理整頓したほうがいいです。
僕はたまに父のパソコンを使わざるを得ない状況になるのですが、目的のファイルが見つからなくて発狂しそうになります。
現在の僕のデスクトップはショートカット3つしかありません。
フォルダ分けして整理整頓していると、デスクトップってあんまり必要ないんですよね。
むしろ、デスクトップのような雑多なファイルを置く場所って、使いにくいんです。
置き場所の整理と、もう一つ重要なのがファイル名です。
父のパソコンから経理関係の書類にたどり着こうとした場合、「デスクトップ」→「過去のPCのバックアップ」フォルダ→「z」フォルダ と進んでいかなければなりません。
もうここまでくるとネタですが。
なぜ「z」という名前のフォルダを作ったのか非常に気になるところですが、本人にもわからないということです。
名前をつけるときには、誰でも分かるようにするのが基本です。
本人だけしか触らないファイルなら本人がわかればいいですが、それでも雑に名前をつけると数カ月後に見てみると「なんだっけ??」となることがあります。
自分用だとしても、丁寧にファイル名をつけることが大事です。
まとめ
探し物時間なんてバカバカしい時間を減らすためには、整理整頓が基本です。
一日5分の整理習慣をつけるだけで、探し物は驚くほど少なくないますよ!
探しものをしている時間も自分の人生の中なのです。
年間150時間もの「人生」を探しものに費やすことはもうやめましょう。
それでは。
-
前の記事
学歴が低い人は、客観的な見方ができないんだと思う。 2018.10.23
-
次の記事
生産性はどんどん上がっているのに給料は上がらない、この社会構造について 2018.10.25