東京の若者、田舎の若者
- 2020.11.14
- ライフスタイル

東京から地元の田舎に引っ越してからはや4年弱。地元でやりたかったことも完了しつつあるので、東京に戻ろうと考えています。
それを見据えて、4日間東京に行ってきて、東京の友達とあっていると、あれ!?地元の人達とはぜんぜん違う!と感じたので、そのあたりについて書いていきます。
話題の違い
まず感じたのは話題の内容の違いです。東京に行って友達と話したのは、いま頑張っていることやこれからやりたいことなどでした。
聞くのも話すのもワクワク感が止まらず、どれだけ時間があっても話足りないなという感覚でした。
この都会での話し方に久々に触れて、田舎ではどうだったかと考えると、もちろん仕事の話は出ますが生き生きと話すでもなく、昔の同級生がどうしただとか、誰と誰が結婚しただとか、そういう話が多いように思います。
話足りないという感覚を持つことはあまりなくて、逆に2時間も経てば話すこともなくなるようなことも多いです。
両者を比較すると、都会の人は目線が未来に向いていて、田舎の人は過去に向いている感じをどうしても持ってしまいます。東京から地元に引っ越してきたときにはこの違いをすごく感じてましたが、慣れとは怖いもので完全に忘れていました。。
積極性の違い
積極性についても大きな違いを感じました。言うまでもなく、都会の人が高く、田舎の人が低いです。
東京の人達は少し会わなかっただけで、すぐにその人の状況が変わります。今回も新しい目標に向けてチャレンジしていたり、新しい趣味にハマってたり、 会社辞めてたり、 ネットニュースに取材されてバズっていたり(笑)、話してて話題に事欠かない人が多いです。話していておもしろい。
一方、田舎の人達は変化がほとんどないことが多いです。半年に1回ペースであったとしても話題にこまることが多いように感じます。
安定感があってそれはそれでいいのだと思うんですが、正直すごく話が弾むかというとそんな事ないです。
価値観の多様性の違い
最後に都会は価値観の多様性を感じました。
田舎にいるとどうしても世間が狭いので、まわりの人々からの同調圧力をどうしても感じてしまいます。
僕も地元に戻ってからずっとそれは感じていましたし、すいぶんとその同調圧力に屈してしまったこともあったなと思います。
同じ価値観の人達と話してると、正直話の発展性がなくて面白くないんですよね。
同調圧力も働いて「まあそうだよねー」と会話に起伏もなく進んでいきます。
都会だと同調圧力は少ないので、今回で言うと同じ飲みの場に、外資系エリート 、大企業勤務 、ギャンブル中毒、ニート、みたいな人達が揃い、あーだこーだ言い合ってました。
そうやっていろんな考えの人がいて、それを否定もせず同じ空間にいるっていうのが、僕は東京のとてもいいところだと思います。
たぶん僕自信が少し世間ずれしているところがあり、そうやって変な人でも受け入れてくれる空気感が好きなんだと思いますw
まとめ
すごく一方的な視点から語ってきましたが、これは都会がいいとか田舎がいいとか言いたいわけではありません。
落ち着いた雰囲気が好きであれば、田舎の人達といるときっと心地良いのだと思います。
実際僕も、東京の気忙しさが嫌になって実家に引っ越してきたという側面もあります。
その選択は、その意味においては間違ってはなかったと思います。
しかし積極的で、人生でやりたいことがたくさんあるような人は、田舎のコミュニティーでは少し生活しづらいかもしれません。
たしかに田舎は生活コストも安いし、余っている土地もたくさんあります。
やりたいことによっては、やりたい放題かもしれません。
だけど毎日のように無難な人達と交流するような生活をおくるのはどうなのでしょう。
人生はまわりの人々との交流で形作られていく側面が大きいと思うので、まわりにどんな人がいるかで自分の居場所を決めるのは大事だと思いました。
僕は今回東京に行ったことで、自分の居場所はやっぱりこっちだったと確信することができました。
以上!
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