通信制大学を卒業する方法
- 2020.12.26
- ライフスタイル

僕は愛知産業大学の通信制の建築学科で建築の勉強をしています。
レベルの高い大学というわけでもないので、入学当初は簡単に卒業できるだろうと考えていましたが、実際は授業をすすめるのにかなり苦労をしています。
現在入学して3年目ですが、その中でぶつかった壁と対処方法について説明していきたいと思います。
これまでと今の状況
現在、入学してから3年目で来年4年目を迎えますが、素直に4年生を迎えようとしているというわけではありません。
実は大卒の人は3年次編入ができるため3年生として入学しており、現在1年留年、来年は留年2年目を迎えるという状況です。
通信制大学の授業の進め方は、通信でレポートを出したりしてすすめる通信授業と、実際に短期集中で授業を受けるスクーリングがあります。
僕の場合、スクーリングはスムーズに進められましたが、通信授業はかなり苦労している状況です。
通信授業が進まない理由は、普通に働きながら授業を進めるということがかなり難度が高いということです。
入学時にはどうにかなるだろうと思っていましたが、かなり工夫しないと進めていくことはとてもむずかしいと感じます。
実際にスクーリングで出会った人達と話してみても、通信授業が全然進んでいないという人がほとんどでした。
順調に進んでいて無事卒業できそうと話していた人は、ほんと数人程度です。
忙しくてスクーリングにすらこれていない人もいると思うので、卒業できる人は全体でかなり少ないんじゃないかと思います。
スクーリング
スクーリングとは、実際に先生から対面で授業を受ける形式のことを言います。
大学卒業の資格を得るには、通信大学といえどある一定数の対面授業を受ける必要があるらしく、実際に会場までいく必要があります。
愛知産業大学の場合、全国にスクーリングの会場があり、授業数の多い少ないはありますが、いろんなところで授業を受けることができます。
とはいえ、日帰りで簡単に行ける場所に会場があったわけではないので、3連休で授業があるタイミングを狙い、泊りがけで行っていました。
スクーリングの授業を攻略するコツは、年度の初めに一年の予定を組み、自分の年間スケジュールに組み込んでしまうことです。
スクーリングは授業の1ヶ月ほど前に予約をする必要がありますが、その予約期間を忘れないようにリマインダーなどを設定しておき、時期が来たら予約をします。
授業の日が近づくと誰でもドキドキするものだと思いますが、それでも授業のキャンセルさえしなければ授業の日が訪れ、スクーリングの期間を耐えれば無事単位がもらえます。
僕の場合、建築学科なので模型を作ったりCADを操作したりと、慣れないことばかりでしたが、スクーリングの3日間を頑張って耐え抜けば単位はもらえました。
1度だけスクーリング1日目の途中で、授業のレベルが高すぎて理由をつけて逃げ出してしまいましたが、こういうことさえしなければ単位はもらえます(笑)
スクーリング攻略で重要なのは、あらかじめどの授業を受けるか計画しておくことと、その予定を崩さずに予約などを行うことです。
通信授業
僕が一番つまづいたのが通信授業でした。
スクーリングは予定さえたてておけば、勝手にその予定が近づいていき授業を受けざるを得ない状況になりますが、通信授業はそうも行きません。
この月はこの授業をやると決めていても、簡単に後ろずらしできるので、なかなか進んでいかないんですよね。
スクーリングは一度予約をすると、キャンセルのためにメールを送ったり、直前だとキャンセル料がかかったりするため、後ろずらしにするのは少しハードルがあるため、とりあえず予約まで完了できればあとは勝手に進んでいきます。
通信授業は単位取得までに、レポートを作成して提出し、合格すれば期末テストを受ける、という流れになります。
レポートは家で作成できるし、期末テストもパソコンで受けられるので、楽そうに思えるのですが、忙しい日常の中でこれらを進めるというのはとても難しかったです。
いや、おそらく忙しくない日常でも、これらを進めるというのは相当難しいでしょう。
それくらいレポートと期末テストを、誰の監視もない状況で進めるというのは難しいことでした。
授業を進めるコツ
僕の場合は、2年目までにスクーリングの授業は必要なものすべて取り終えましたが、逆に通信授業は2授業しか完了できていない状況でした。
留年をして3年目に入りさすがにこれはどうにかしようと思い、進め方を変えるとかなり状況が改善し、現在ではかなり進めることができています。
そのコツは、他人の目を取り入れることと、集中してやる日をつくると言うことです。
まず他人の目を取り入れることですが、家族に授業の進めるスケジュールを宣言して、逐一その進捗を報告していきました。
一人で進めるとやっぱり理由をつけたりして甘えてしまうところがあるので、他の人が確認できるようにするだけで逃げられない状況を作るのは、とても効果的でした。
集中してやる日を作るというのは、僕の場合ある月の間は大学の授業を最優先で進める月として、1日に1レポートを作成するペースでやっていきました。
私は仕事に融通がきくので平日も大学の授業に使えたのですが、この方法はとても効果的でした。
1日1レポートというのは相当にハードでしたが、その日はレポートだけやるという考えで良かったので迷いがなく、着実に進めることができました。
普通に会社勤めをしていると平日は使えないと思うので、例えばこの期間の土日は予定を入れずに大学の課題だけやると決めると、スムーズに進みやすいかと思います。
ポイントとしては他の予定を入れる余地を入れないということです。
他の予定を入れようかと1ミリでも迷いが出るようであれば、その大学の授業計画は近いうちに破綻します。
まとめ
通信制大学を卒業することは相当難しいです。
授業の難度が高いのではなく、自分との戦いです。
自分がサボらずに着実に授業を進めていくため、戦略を立てる必要があります。
授業を進めるスケジュールを立て、まわりから見られている環境を作り、授業だけに集中する日を作って迷いが出ないようにしましょう。
そうすれば通信制大学を卒業することも難しくはないはずです。
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