年間目標を確実に達成していく方法

年間目標を確実に達成していく方法

あと少しで今年も終わります。
「来年はどんな年にしようか?」と考えている人も多いのではないでしょうか。

そうやって未来の自分に思いを馳せるのは楽しいことですが、一年前の自分は今年をどんな年にしようと考えていましたか?

「今年もやりたかったが全然できなかったな」とか「あれ、どんなことをやりたかったんだっけ?」と思っている人も多いと思います。

今回はそんな人達に向けて、目標を確実に達成していく方法をお伝えしたいと思います。

予定レベルまで落とす

僕はこの目標達成について、これまでかなり勉強し、自分なりにいろいろ考えてきました。

その中で目標達成に一番効いているのは「予定レベルまで落とす」ということです。
端的に言うと、目標を日々の行動まで落とし込んでスケジュール表に書いてしまおうという意味です。

「やりたいな。。」と思っていることを、「やって当然」という感覚まで落とすことで、求める未来が確実に達成されていきます。

やりたいことの4つのレベル

自分が将来やろうと思っていることは大きく分けて4つに分かれます。
願望、夢、目標、予定の4つです。

願望は「将来やれればいいな、でも無理だろうな」と思っていること。
かなり漠然としていて、やりたい気持ちがある一方で心のどこかで「できるわけない」とも思っている状態です。
将来起業したいと言っている人がたくさんいますが、多くの人はこの願望レベルに留まっています。

夢は「将来やりたい」と思っていること。
モチベーションは高まっていますが、まだ具体的でなくで実現可能性が低い段階です。

「将来ヨーロッパに住みたい」と思っていて、その方法はなんとなくわかる気はするけど、具体的な時期などは決まっていなくて、現在それに向けて積極的に動いているわけでもない、くらいのレベルが夢です。

目標は「将来これをやろう」と思っていること。
これくらいのレベルになると、具体的な時期が見えてきたり、現在の行動が伴ってきます。

「夏までにダイエットしよう」と思ってランニングウェアをアマゾンで買った、くらいまで行けば目標レベルまで来ています。
しかし具体的な計画がなければ3日坊主になってしまうのは、誰でもうなずけますよね。

そして最も実現可能性が高いのが「予定」です。
ここまで来ると「将来こうなって当然」という感覚になります。
例えば「アメリカに行きたい!」と思っていたとして、飛行機とホテルを予約してみると、それは「行きたい!」ではなく「行く」という当然来るべき未来となりますよね。

やりたいことを達成するにはこの「予定」のレベルまで落とすことが重要となります。

予定レベルにする方法

予定レベルまで落とす一番の方法は、当然来る予定としてスケジュール表に書き込んでしまうことです。
海外旅行に行きたいなら行く日を決める、転職したいなら会社を辞める日を決める、などです。

「まだ日を決める時期じゃないよな、、」と思っていても仮で日にちを決めてください。
どうしても決められないと言うのであれば、そんな未来がくるわけないので、もう考えているだけ無駄です。

一度、予定レベルまで落としてしまえば、これからやるべきことが自然と展開していきます。
海外行くなら飛行機を予約しないといけないよね、とか、会社を○○日にやめるなら今すぐ転職サイトに登録して、上司には✕✕日にやめると伝えないといけないよね、などです。

ここでやるべきことが展開していかない場合は、スケジュール表には書いたけどこうならないかもしれない、と心のどこかで思っているからです。
週末に歯医者に行く、年末に帰省するのと同じような感覚で、この予定を捉えてみましょう。

横にずれるだけでいい

とはいえ願望・夢レベルを目標レベルへ、そして予定レベルまで落とすのは正直しんどいです。
願望・夢レベルにあるということは、現在の自分の延長線上にないからそう感じられるということです。
これを予定レベル、つまり自分の延長線上に持っていくということは、自分を大きく変革させることとなります。
それはとても不安で大変な作業だと感じられます。

しかし実際の作業を考えてみると、海外旅行の場合は日を決めてチケットを予約すること、会社をやめる場合は転職先を決めて上司に辞めると伝えることです。
具体的な作業は思ったほど大変ではないのですが、今までの自分を変えるというところに抵抗感を感じているのです。

遠い目標を達成するには、途方も無い道のりを苦労して歩いていく必要があるように感じられます。
しかし実際には、遠い道のりを歩んでいくというよりかは、現在立っている未来への流れから、目標へつながっている流れへと移動する感覚を持ったほうが良いです。
そうすると長い道のりをたどるのではなく、隣のルートにずれるだけで、未来の目標へと勝手に流れていきます。

スケジュール表に書き込むことは、この横のルートにずれる作業をしているわけです。

まとめ

この「予定レベルに落とす」という方法はまじでおすすめです。
効果は保証します。

僕はこの方法で、病みそうになっていた東京生活から抜け出し、個人として食べていけるようになり、英会話を習得し、ピアノを弾けるようになり、ぐちゃぐちゃだった実家の会社を整理する、などしました。
そして来年には再び東京へ引っ越して、今の事業を拡大し会社を作ります。

みなさんも来年の目標を立てるに当たり、参考になればうれしいです。