食事の効率化について

食事の効率化について

時間に追われるような生活をしていると、いろんな事を効率化して自分の時間を増やしたいですよね。

そんな中でも家事は毎日繰り返すので、極限まで効率化したいと思う人も多いんじゃないでしょうか。

今回は家事の中から食事を取り上げて、自分なりの効率化方法を紹介したいと思います。

※あくまでも自分一人での食事についての考えなので、誰かと食事をともにしている人にはあまり参考にならないかもしれません。

食事に対する考え方

まず僕の食事に対する考え方を書いていきます。

現代人はいろんな物を食べすぎ

常々感じているのは、現代人は色んなものを食べ過ぎということです。

量に関してもそうですが、種類についても多すぎると感じます。

テレビなどで「〇〇を解決するには、この食材!」みたいな健康番組をたまに見かけますが、これは商業主義の成れの果てだと思っています。

江戸以前の人を想像してみると、こんなに身の回りにたくさんの種類の食べ物があったわけではありませんが、普通に生活していたわけです。

なので体に不調が出た時は、基本的には今食べているものから何を抜くかをまずは考えるべきだと思っています。

毎回食事を変える必要はない

これも商業主義の影響かもしれませんが、食事の内容を毎回変える必要ってありますか?

記念日に少し高いレストランに行くとか、1日かけて手のこんだ料理を作ってみるとか、そういう思い入れのある料理であればありだと思っています。

しかし数日経てば何を食べたか忘れてしまうような料理なんて、気をつかって種類を変える必要はないと考えます。

飽きは来てしまうので、それには対処が必要ですが、「食事を毎回変えなければならない」という固定観念はまず外すべきです。

僕のメニュー

僕の毎日の食事はだいたい決まっています。
玄米、味噌汁、サラダ、豚肉炒め、です。

朝ごはんは食べないので、昼と夜がこのメニューになります。
「だいたい」と書いているのは、後で書きますが気分でメニューが増えたりします。

マクロビオティックベースでこのメニューを考えましたが、豚肉が入っているのでマクロビオティックは完全に崩壊しています。
しかし手早く作れ、とても体調は良いです。

まずこのメニューの肝となるのは玄米です。
マクロビオティックでは玄米をたくさん食っときゃいいくらいの勢いなので、それを採用しています。(たぶん解釈間違えてます。。)

玄米は大量に炊いて、冷凍保存しています。
玄米を嫌う人も多いですが、慣れれば白米と同じように食べられますし、体調がすごく良くなるのでかなりオススメです。

味噌汁はわかめだけのシンプルなものです。
鍋は使わず、お湯に顆粒ダシと味噌と乾燥わかめを投入して出来上がりです。

サラダは大量のゆで野菜をストックしていて、それにドレッシングをかけて食べます。
数日置きに野菜をざく切りにして茹でているのですが、これが結構手間なので他の方法を考えているところだったりします。

豚肉はシンプルに塩と胡椒で炒めるだけです。
健康を考えると食べたくは無いのですが、無理なく毎日食べ続けるという意味で、僕には少しでも肉がなければいけませんでした。

これを食事のときには、玄米をレンチンしながら、お湯を沸かして味噌汁の用意をし、サラダを皿に盛って、コンロでは肉を炒める、を同時並行でやると、全部で5分かかりません。
カップラーメンのお湯を沸かして待つくらいの時間でできます。

栄養を重視するあまり不味そうな食事もありますが、僕の場合は自分が毎日食べてもいいと思ったもので構成した食事を食べているので、毎日おいしく食べています。

体にいいものを取り入れ、悪いものを排除

メニューを考える上で、自分が好きかどうかも重要ですが、もう一つ体にいいかどうかもすごく気にしました。

毎日食べるものなので、体に悪いものが紛れ込んでしまうと、その負荷が体に蓄積され続けることになりますよね。
コンビニ弁当ばかり食べてたら病気になる、みたいなこともいいますが、これもそういうことでしょう。

しかし逆に言うと、毎日の食事を固定していいものだけで構成すれば、みるみる体が健康になるということです。

毎日の食事を気分で考えていると、不健康な食事に偏ってしまうことも多いかと思います。
それを体にいいもので固定化することで、健康でいられる仕組みを作ろうと考えました。

僕が過去参考にしてきた健康法は、マクロビオティックと糖質制限です。
この2つの考え方はかなり違っていますが、共通する点として化学調味料と砂糖を避ける、ということがあります。

僕もこの方法を取り入れていて、できるだけ無添加の原料に近いものを買い、また砂糖が含まれているものは避けています。
レトルトみたいなものをストックしておくと調理の手間が省けてもっと楽なのですが、健康面を気遣って自分で調理します。

気分で違うものも食べてみる

僕の食事をみられると「修行僧みたい」と言われることがあります。(肉は食べてますが)
しかし、食事に対して「修行」のように捉えているかと言うと、まったくそんなことはありません。

日常の食事を離れて、誰かと食事をする時は、食事の制限は完全に外しています。
砂糖は悪だと思っていますが、パフェでもパンケーキでも何でも食べます。

また日常の食事の中でも、食べたいものが出てきたら食べてOKとしています。

食事の固定化は効率化と健康維持のためにやっていますが、無理をしすぎるのは逆に不健康だと思いますし、記憶に残るような食事であれば不健康でもいいかなと考えているところです。

またこうやって食事に自由を残しておくのは、栄養面でもいいのかなと思っています。

固定化してしまうと、内容を選んでいるとはいえ、どうしても偏ってしまいそうです。
なので、ランダムに食事をすることによって、その栄養の偏りが緩和されるかと思います。

まとめ

みなさんはどのような食生活を送っているでしょうか?

食事は生活の基礎的な要素なので、様々な先入観が入ってしまいやすいところなのだと思います。
毎日食事を変えないといけない、健康になるには食品数を減らすのではなく増やさないといけない、1日3食必要だ、などなど。

僕の食事は少し特殊だと自覚はしていますが、これがあなたの食事に対する先入観をやぶるヒントになればうれしいです。

その上で効率的に食事をとって、余った時間で楽しいことをたくさんやりましょう!