車を持つと、行動範囲が広がり密度が下がる

車を持つと、行動範囲が広がり密度が下がる

東京などの都会に住んでいると、車が必要ないことが多いですが、地方においては車は不可欠です。

僕も東京にいる時は車を持っていませんでしたが、地方に引っ越してからは車はなくてはならないものとなっています。

車が生活にあることでライフスタイルは大きく変わりました。

今日はそのことについて書きたいと思います。

行動範囲が広がる

一番のメリットはやはり行動範囲が広がることです。

行きたい時に行きたい場所へ行けるというのは、それだけで気分がいいです。

公共交通機関を使おうと思うと、深夜はなかったり、便数も少なかったりします。

それが車があると、深夜にふと思い立っても、遠くに行くことができます。(店は基本開いてないですが。。)

そして目的地へダイレクトに行けるので、他の交通手段と比べて早くつくのもメリットです。

単純なスピードでは車は速い方ではないですが、電車の乗り換えなどを考えていると、直接行ける車のほうが速いです。

とはいえ新幹線で数時間以上の場所だとさすがに新幹線の方が速いですね。

密度が下がる

普段車に乗っていて気づくのは、地域のことに無頓着になっていることです。

地方だと店や職場が家から遠いことが多いので、車で何十分かかけて移動しますが、家から目的地まで車という「箱」に入って移動するので、途中の風景は頭の中にあまり入ってこないんですよね。

もちろん窓から形式は入ってきますが、ガラスを隔てていたり、距離があったり、スピードが出ていたりして、意識しないとほとんど情報が入ってきません。

僕は高校生の時、最寄りの駅まで自転車で行っていたのですが、その時は地域の変化が手にとるように分かりました。

それが今は、地域の空気感が全く分からなくなっています。

東京に住んでいる時なんかは完全に徒歩だったので、新しい店ができたとか、川沿いの桜が開いてきたとか、暖かくなって人が外に出だして来たな、とか感じていました。

僕は街の空気感みたいなものがかなり好きなんですが、今ではそう思うこともあまりなくなって、すこし悲しいです。

地域からは浮いて、ぽつんと孤立して暮らしているような、そんな感覚がします。

まとめ

車の良いとこ悪いとこを行動面から書いてみました。

東京に住んでいた時は、車を持つことは都会的でない、みたいな感覚でしたが、おそらく東京にいても車によって行きたい時に行きたい場所へ行けるメリットは大きいと思います。

理想を言えば、車がなくてもある程度不自由のない都会に住んで、その上で車を持つ、というのが徒歩と車の両方のメリットを受け取れていいのかもしれません。

ただ今回は触れなかった費用の問題もあるので、お金がある人にしかできませんが。

車持ちの地方民からすれば、意識して家の周辺を散歩してみる、というのが、地域の空気感を感じるためにありかもしれません。