何のためにブログを書くのか
- 2021.02.02
- ライフスタイル

先々月の後半ぐらいからだったか、ふとブログを書いていこうと思い、ほぼ毎日更新を続けてきました。
それから1ヶ月ちょっとが経っているわけですが、今一度ブログを何のために書くのかを考えてみたいと思います。
ブログを始めようと思った理由
そもそもなぜ始めようと思ったのかから整理したいと思います。
はじめた直接のきっかけは、過去に書いたブログ記事に地味ーにアクセスがあったことに気づいたことです。
過去のブログはそんなに本気でアクセスを集めようと書いたものでもなかったので、ほんとに少しのアクセスでしか無いですが、それでも僕も忘れかけてたような記事にアクセスがあるということが驚きでした。
であるならば、ちょっと頑張ってブログを続けてみたらもっとアクセスが集まるんじゃないか?と思ったのです。
広告収益も発生すれば、、なんてことも思っていました。
そして当時の自分は自己表現の手段を探していることもあったので、文章を通して自分を表現できればとも考えてました。
さらにブログというアウトプットの手段を持っていると、インプットした情報の定着率が高まり、学習効率も高まるんだろうと考え、それならばとブログをはじめたというわけです。
ブログはオワコン
少し続けてみて思ったのは、アクセス数が全然伸びないことです。
30記事くらい増えたので少しはアクセスが増えても良さそうですが、むしろなぜか減っているくらいの勢いでした。
アクセスを意識して記事を書いてなかったことも要因かもしれません。
そこで今月からはアクセスアップにテコ入れしようと情報収集をしていた時に見つけたのが以下の動画でした。
イケハヤさんの「ブログはオワコン」発言です。
結構話題になってたらしく、他のブロガーさんたちもそれに関しての見解を動画にしてたりしていました。(反論動画が多かったですが)
いろんな見方はあるかと思いますが、個人のブロガーが検索エンジンからアクセスを集めにくい傾向になっており、その傾向は今後も続くだろうということは言えると思います。
この状況を知り、僕が抱いていた「ブログにアクセスを集めて、あわよくば収益を、、」なんて甘い期待が打ち壊されてしまいます。
そして、ではブログを続けるべきなのだろうか?という問になり、この記事のテーマへと繋がります。
アウトプットとしては超優秀
まず一つの確かなこととしては、アウトプット手段としては超優秀ということです。
例えば本を読んだ時に、読みっぱなしにするのではなく、記事としてまとめて世に公開するという作業を通すだけで、圧倒的に知識の定着が高まります。
Youtube動画を作るなど時間がかかればかかるほど定着率は高まりそうですが、さすがに時間がかかりすぎてしまうため、ブログにまとめるくらいの作業量がちょうどいいです。
ノートにまとめるという方法もありますが、ブログとして世に公開するほうがちゃんとまとめようという気になりますし、人に説明することによって定着率が高まるとも言われているため、ブログではそのメリットも得られます。
正直、この効果はこの1ヶ月の間はあまり意識してきませんでした。
以下で書きますが、自己表現としての手段として捉えていたため、頭の中にあることをまとめるという使い方を中心にしてました。
今後のブログを考える上で、得た知識のアウトプットを意識するのはありだと考えています。
文章能力が高まる
ブログを書いていると、文章能力が高まっていくというメリットもあります。
ブログを書いたことある人ならわかると思いますが、文章を書くことに慣れていないと、なかなかいい言葉が出てこないんですよね。
あと伝わりやすい文章とかも最初はスムーズに出てきません。
僕はまだまだ初歩の段階だとは思いますが、それでも言葉がすこしずつ出てきやすくなっているように感じます。
個人的には自己表現の手段として文章をかけるようになっておきたいと思っています。
自己表現の手段はほんとにたくさんあり以下の記事で一度まとめました。
僕はこの中で「文章」という表現方法が自分にあっていると思うので、身に付けておきたいと考えているところです。
文章を書く機会って大人になるとなかなかなく、僕の場合だとブログとたまに書く日記くらいですね。
そうやって文章スキルを意識的に高める機会を作っていくと、自己表現の質も高まっていくと考えています。
そしてブログはオワコンだとしても、Kindle本を出すとか、はたまた紙の本を出版するとか、そういう機会に結びついて、収益も発生するかもと夢想しています。
自己表現の手段
ブログをはじめた一つの理由に、自己表現の手段になるのではと考えていたことがありますが、いまではちょっと微妙かもと思っています。
自己表現の手段としての文章スキルを高めるという意味ではいいと思います。
しかし、ブログ自体を自己表現の手段とするのはどうだろうと思っているというところです。
自己表現には他者が必要だと考えています。
自分の中の理想像があり、それを突き詰めて世界に投げつける、みたいなのが自己表現だと思っています。
山にこもって理想を形作るみたいなのも過程としてはありですが、それだけで終わってしまっては「自己満足」の方が単語の意味として近い気がします。
承認欲求との違いが難しいですが、世間に受け入れられる物を作ろうとしているのであればそれは承認欲求と言えます。
自己表現はあくまで自分の理想を追い求め、世界に「どうだ!」と見せつけ、その反応を見て自分の理想をさらに突き詰めるような姿勢です。
そういう意味でオワコン化してしまったブログは、自己表現の場として微妙になってしまったのかもしれません。
誰も見てくれないブログは、山奥でまずいラーメン屋をやっているような感じで寂しいですし。
それならばノートに書くのと変わらないかなと言う気もします。
とはいえ、文章を公開して誰かに見てもらえる手段は今の所ブログがまだ優秀な気がしています。
考えると、普通の人の文章を日本中の誰かが見てくれるっていう状態は、たとえアクセスが少ないにしても、すごいことなのかもしれません。
ブログ以前の世界は、ノートに文章を書いてまわりの人に見せるくらいしか手段は無いですもんね。
ただ、僕はほぼ毎日更新をやっていたわけですが、時間制限があるとちゃんと自己表現ができていない感じがありました。
どうしても自分のメインテーマと離れた簡単なテーマを選んだり、適当な記事になりがちなんですよね。
ちゃんと自己表現につながっているかを考えないと、関係ない記事を量産する事になりかねないなと言うのが反省です。
まとめ
最終的にはもう少しブログを続けてみたいと考えています。
オワコン化してしまったとしても、ブログから得られるものは大きいものでした。
しばらくは知識のアウトプットと、文章スキルの向上、そして表現したい自分の考えのブラッシュアップにブログを使っていきたいです。
そうやっていけば、文章をつかって表現できる新たな場所ができた時に、すぐに入れるとも思いますし。
収益なんてせこいこと考えずに、日々ブログを書くことを頑張りたいと思います(笑)
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