外注化して自分の時間を確保する

自分の時間、確保できてますか?
かく言う僕は、たくさんのタスクがどんどん自分にのしかかってきて、そろそろ溢れそうになってきています(笑)
そして一度自分がやるべきことを整理せねばと思い、外注化について書いています。
バリバリ外注化をやっている実践者からの意見ではないですが、考え方は参考になるところも多いかと思いますので、よかったら読んでいってください。
外注化とは何か
外注化とは、自分が手を動かしてやっていることを、外の人やサービスなどを使うことによって、代わりにやってもらうことです。
企業では、自社でやっていることを、他者にお金を払ってやってもらうことになります。
外注先として多いのは個人や企業であり、自分より時間単価が安かったり、自分より作業効率が良かったりするところを選びます。
また「外注」とは少しニュアンスが変わるかもしれませんが、自分の作業を代わりに処理してくれるアプリやWebサービスなども、外注的な使い方をすることができます。
外注化の目的
外注化をする目的は2つあります。
1つ目は時間をお金で買うことです。
自分が使える時間は限りがあるので、より重要なことに時間を避けるように、無駄な作業は他の人にやってもらうという考え方です。
そこでは自分の時間単価を考えることも重要で、自分が生み出せる利益の時間単価が、雑務の外注の時間単価を上回っていれば、積極的に外注化するべきです。
またそういった作業を外注として専門で行っている人は、自分よりもはるかに効率的に作業を行い、結果として時間単価が極端に低くなったりもします。
2つ目は自分には出せない品質を得ることです。
例えば自分でウェブサイトを作る必要が出てきた時、そのスキルが全く無ければ、何十時間もWeb制作の勉強をしなければならなくなり、いい品質のものができるかも分かりません。
それが専門のデザイナーに外注すれば、いけてるデザインのものがすぐに出来上がったりします。
こういう外注はビジネスでは当たり前ですが、家事などプライベートなことでも使うことができます。
例えば家の掃除なんかは、業者に外注することで手早く、そして自分がやるよりはるかにきれいにすることができますよね。
外注化できること
仕事
自分でビジネスを持っていれば、外注化を考えるタイミングはよくあるかと思います。
今はフリーランスが増えてくれたおかげで、クラウドワークスやランサーズなどで気軽に外注先を探すことができるようにもなりました。
外注先が個人となることによって、自分が外注したいことにかなり柔軟に対応してもらうことができます。
まずは自分が機械的にやっている事を考えてみましょう。
それをある程度マニュアル化して外注化してしまえば、もうその作業に時間をさく必要はなくなります。
また、ある程度まとまって外注化することがある場合は、アルバイトや社員を雇うほうが安くなります。
アルバイトや社員は、企業にとっては外注ではないですが、社長個人としては外注的な動きです。
自分はサラリーマンだよという人も、外注化を使うことはできます。
とはいえ給料はだいたい決まっているとは思うので、その範囲でということになりますが。
例えば毎日色んなサイトを回って情報収集をしているとして、それを誰かに外注化して毎日メールでまとめた情報を送ってもらうなどすることができます。
また、秘書のような人を使って、自分のスケジュール管理、出張時の飛行機や宿の手配、取引先への菓子折りの購入など頼んでいる人も多いそうです。
とはいえここまで行くと役員クラスで高給取りでないとできないでしょうが。
と、ここまで書きましたが、サラリーマンにとって一番外注化しやすいのは、同じ部署の事務の人や部下かもしれません。
あまりに個人的なことだと無理かもしれませんが、これら人をどう使うかというのを真っ先に考えるといいですね。
家事
見落としがちな仕事に家事があります。
仕事ではバリバリ効率的に働いているのに、家事については全然という人も多いでしょう。
しかし、自分の時間を使っているという点では仕事も家事も同じなので、しっかりと時間単価を考えながら家事もしたほうがいいです。
最近徐々に認知度が上がってきたのが、家政婦やホームクリーニング、訪問介護、ベビーシッターなどです。
昔は「家には他人を入れたくない」「家事は妻がやるもの」「家計はなるべく切り詰めるべき」みたいな風潮がありましたが、そういう雰囲気もだんだんと無くなり、よその人にお金を払って家事をやってもらうということに抵抗がない人が増えているように感じます。
また、人に頼まずとも商品・サービスを購入するという手もあります。
洗濯乾燥機を買うと洗濯作業がかなり楽になりますし、食事は外食や出来上がっている物を買ってくるという選択肢もあります。
最近はどんどん新しい効率化グッズも出ているので、注意してみていると面白いと思います。
まとめ
これらを意識していけば、やることがたくさんあって溺れてしまいやすい現代でも、ストレス少なく生きていけるのではと思います。
説明の中で「時間単価」という言葉を出しましたが、これはすごく重要な考え です。
言い換えると「時給」ですね。
自分の稼ぐ能力を高めて時間単価を上げ、時間単価以下で外注できることはどんどんと外注して行く、と意識するといいと思います。
するとどんどんとお金はたまり、やるべきことも少なくなっていって、お金も時間も余裕ができるという最高の状態になります。(あくまでも論理の上の話ですが。。)
ということで、みなさんも時間単価と外注化を意識しながら生活してみてください。
僕も冒頭で言ったとおり溺れかけている状況なので、いろいろと見直してみたいと思います(笑)
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