会社を作る金銭面以外の理由
- 2021.02.23
- 仕事

僕は現在個人事業主として仕事をしていますが、今年中に、早ければ7月にも会社を設立したいと考えています。
会社を作るメリットとして、節税面でのことをよく耳にしますが、正直僕の規模は法人化して節税のメリットが大きく出るほど、大きな利益が出ているわけではありません。
にもかかわらずなぜ会社を作るのかについて、今日は書いていきたいと思います。
自分を追い詰める
まずいちばんの理由としては、自分を追い詰めるという目的があります。
個人事業主だと何もしなければとくに出費もないですが、法人化すると税理士と契約をする必要があったりして、何もしなくても顧問料などのそれなりの費用が発生してきます。
つまり法人化した状態でダラダラ仕事して利益が上げられない状態になっていると、赤字を垂れ流すだけになってしまうわけです。
加えて「会社なんだからちゃんとしなきゃ」という心理も生まれてくると思うので、そうやって自分をビジネスに向かわせるよう追い込みたいと思っています。
「そんな考えは甘い!」なんて言われそうですが、たしかに甘いかもしれません(笑)
しかし僕は意思や継続力がそれほど強い方ではないと思いっているので、今までの経験上、環境から自分を追い込んでいくほうがうまくいっています。
なので今回もその方法を取りました。
現在は自分のビジネスでどうにか生活しているのですが、ここに至るまでも環境から追い込んでいく方法でやりました。
以前は実家の会社で働きつつ生活費を得ながら、副業的な感じで自分の仕事をしており、収入は数万円程度でした。
しかしこのままではいけないと、実家の会社からの給料を極端に下げ、それだけでは生活できない状況にして、自分で稼がざるを得ない状況にしたんです。
その結果、一時は貯金のほとんどを使い尽くす事態となりましたが、現在ではそれで生活できており、それも環境から追い込んだおかげだと考えています。
なので、今回さらにビジネスを躍進させるために、法人化して自分を追い込みたいと考えています。
肩書を得られる
2つ目の理由は、世間的に「社長」や「会社経営者」という肩書を得られることです。
浅はかですか?そうだと思います(笑)
個人で事業をしていると、まわりから「あの人なにやってるのかよく分からない人だ」と認識されがちです。
特に僕がやっているのは、海外の商品の輸入販売という、なんというか見る人からするとマスク転売をやっている人と同種のビジネスだと判断されやすい商売だったりするので、それを個人でやっているとなると怪しさしかなかったりします。。
それが会社を作って輸入販売をしています、というだけで印象がずいぶんと変わりますよね。
まあネットで「〇〇社長」みたいなのがたくさん出現してきているので、逆に怪しさを感じる人もいるのかもしれませんが、とはいえ身の回りで社長がそうたくさんいるわけでもないので、どちらかと言えば印象としてはいいと思います。
というように法人化すると、その人の職業のイメージがマイナスから一気にプラスへと変わるんです。
完全に承認欲求を満たすためにやっていることですが、社会に向けての肩書がないって結構ストレスなので、僕みたいな承認欲求にまみれた人間からするとすごく効果的な手段になるかと思います。
恋愛に有利(多分)
そして肩書の延長にはなりますが、恋愛にも有利になると思います。
少し前の合コンの話なのですが、女性側に彼氏持ちの人が紛れ込んでいて、しょうがないので彼氏の話を少し聞いていたのですが、「彼氏の職業はなに?」と聞くと「社長やってます!」とキラキラした目で言っていました。
詳しく話を聞いてみると、建設系の職人みたいで、弟子みたいな人はいるみたいですが、個人でやっているのと何ら変わらないかんじでした。
しかし彼女は仕事の内容なんてどうでもよく、「社長」であることを彼氏の魅力の一つとして語っていたんですよね。
それを聞いて、女性としてはベンチャー企業を立ち上げるのと職人の仕事を法人化するのでは、そんな大きな差は無いんだと気付きました。
もちろん社長になったからと言って急にモテ始めるなんてことは全く無いとは思います。
しかし今の僕のなんとも説明しづらい状況を言うよりか、「社長」と言うだけで随分と説得力があると思うんですよね。
おわりに
会社を設立するのに必要な経費は、最初の法人登記時に20万円程度、そして税理士との顧問契約で月2万円程度というのが最安ラインだと思います。
つまり初期投資が20万円で、ランニングコストで月2万円払えば自分の法人を持つことができます。(細かく言えばもっとありますが)
ここで述べてきたメリットは、意志力が弱く承認欲求に動かされやすい人向けであり、メンタルが強い人は必要ないものかもしれません。
しかし僕みたいなメンタル弱め人であれば、法人化の費用も決して高くないように思います。
「法人化はまだ早いかな」と思っている人も、金銭面のメリット以外を一度考えてみてはいかがでしょうか。
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